30歳近くまで、飯鮨という食べ物は、手を付けなかった。
見た目も、ごじゃっとしていて、ご飯粒もついていて、なんとなく気持ち悪い感じがしていた。
ご年配者達がおいしそうに、普通にほおばる様子を横目で見ながら、他の料理に手を付けていた。
ある日、母が、そろそろ、ばっちゃの飯鮨覚えておかなくちゃと言い出した。
ばっちゃは、確か90歳で亡くなった記憶がある。
当時は、大往生したと言われ、長生きであったのだろう。
私にとっては曾祖母にあたる。
ばっちゃは、旅館に長年勤め、料理が上手だった。
本家に遊びに行けば、ばっちゃの肩をもんでいた記憶がある。
やさしかったばっちゃ。
囲炉裏の近くに座るばっちゃ、元気なころは、よく甘い卵焼きを作ってくれた。
いつからだったろう。
飯鮨作りは、母から私に伝えられ、現在に至る。
今では、大好物の鮭の飯鮨。
今年は、確か3年ぶりぐらい、久しぶりに作ってみた。
2月に仕込んだ飯鮨は、良い塩梅になっていた。
ちょうど本日の宴会は、私の作る鮭の飯鮨ファンが4人そろう。
お土産として、差し上げようと思う。
信ずれば成り、憂えれば崩れる。
幸せとは、家族と和やかに暮らせることなり。
生かされていると信じ、良き未来を信じて、今を受け入れ、できる事を一生懸命にがんばるのみ。
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