昨夜は、友人の通夜であった。
享年59歳、早すぎる。
遺影は、若いころの姿であった。
バレー部の元気な高校時代を思い出した。
病気だったのは、知らなかった。
先週の土曜日だったらしい。
偶然だが、前日の金曜日は、友人達と飲みながら彼のことを話していた。
本日は、朝いちばんでお約束していたお見積りに行ってきた。
路地裏にある古びたアパートの二階には、足の不自由な老夫婦であった。
既に保護を受けながら生活されている。
1階の安心して暮らせる環境を探して、市に相談し、お引越しの際に大きな物を一緒に処分した方が良いとアドバイスしたが
言う事を聞かない。
予算も無いことから、当然お安くしたのだが
ご縁とは摩訶不思議と言わざるを得ない。
古びた椅子と老婆のお顔を見ていると
ハッと思い出した。
私の師匠が生前よく連れて行ってくれた呑み屋さん。
その時もおばあさんだったが、さらにお年をめした姿であった。
2脚ある椅子は、その当時のだった。
そこも薄暗くて古かったが、なぜか師匠は、贔屓にされ、私たちがよく集まった。
帰りは全員の支払いを済ませ、白い高級ベンツと隣の隣の隣町まで代行で帰られる。
その話をすると、当時をよく覚えていて、今年は師匠の17回忌だと言う。
やはり、義理堅い人間の臭覚は、すごいと、改めて師匠の偉大さを感じた。
きっと、ご苦労されているから、師匠が私を呼んだのだろう、そう思った。
そして、私にも少し、手を差しのべてほしいと天を仰いだ。(笑)
午後は、草刈り剪定作業の続きをがんばろうと思う。
幸せとは、家族と和やかに暮らせることなり。
良き未来を信じて、今できることを一生懸命にがんばるのみ。
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