依頼された衣類をどのように扱っているの?

ボタンが取れかかっていないか、破損は無いか等の入念な検査の上、衣類に最適なクリーニングを行っております。

基本的には、製造元の指示する洗濯表示に従ったクリーニングを行います。

なかな汚れが頑固な場合は、弊社の半世紀を超える蓄積技術で処理致しますが、お客様にリスクが生じる場合は、ご連絡を差し上げた上クリーニングいたします。きれいになったご依頼品は、出荷まで一定の温度・湿度を保ち防虫保管されます。

出荷日当日に梱包され、お客様宅に郵送されます。

クリーニングの申し込みをしてみよう

会員になると会員ページの利用が出来ます。会員ページにログイン後クリーニングの申し込みフォームから予約が出来ます。 

また、パソコンなど苦手という方はFAXでもお申し込みが出来ます。
所定の用紙をダウンロードして印刷しお申込み内容を記載の上、弊社までFAX(017-777-9959)してください。

集荷キットの受け取り

弊社より集荷キットをご自宅までお届けいたします。

クリーニング品を集荷バッグに詰め込んで同梱の着払い伝票をご使用下さい。

会員登録をしてください

ご住所などのご連絡先をご登録ください。

FAXお申込を利用の際は、ファックス内容を拝見して弊社が登録を代行致します。
メールアドレスとパスワードの記入により、会員ページのご利用とカード決済ができます。

なお、お客様情報はSSLで通信を保護しております。
また、当該お取引以外の利用は致しません。
お客様情報は、弊社契約のサーバーにて管理されておりますが、お客様からのご依頼を頂いた場合は速やかに削除致します。
会員になると、会員ページが利用できます。
会員ページからは、お客様のご利用履歴やご依頼品の状態等が参照できます。
また、カードによるお支払決済も可能です。

スキーウェアー・スノーボードウェアークリーニング

僕のブログは、ダウンジャケットクリーニングのアクセスが本当に多いですね。
アクセス数の桁が違います。
ついでに、スキーやスノーボードのウェアーについてもご家庭でクリーニングされてはいかがでしょうか。

同ウェアーは、一般的にご購入の際には高価なお品です。
クリーニング料金もそれなりにお高い料金に設定されているのが普通です。
でもね、ご家庭でもクリーニングできますよ。

よーく考えて下さい。
スキー・スノーボードウェアーは、スキー場で転倒したり、時にはぶつかったり、プレー中は大汗状態、外は激寒です。
丈夫でなくちゃ着用に耐えられません。
多くのスキー・スノーボードウェアーはドライ石油系の洗濯表示をされているようです。
汗を大量に吸い、雪や雨(濡れ雪)にも遭遇するウェアーですから、殆どは水性処理できないわけが有りません。
そういう意味では、ドライ石油系の洗濯表示の方に矛盾があるのです。
そのような表示は、雪山は不可と言っているようなものです。
そういう、無責任な衣類は購入されないことをお勧め致します。

ご家庭でスキーまたはスノーボード用のウェアーをクリーニングされる際は、ぬるま湯に中性洗剤で衿・袖口をタワシでブラッシング→ぬるま湯で手洗い→すすぎ(押し洗いすすぎ)2回→脱水(洗濯機)→自然乾燥(ダウンジャケットと同じ)→必要に応じてコインタンブラー乾燥→必要に応じて蒸気アイロン少々→終了
コインランドリーでタンブラー乾燥する際には、10分ぐらいでよいと思います。シワを延ばすことが目的です。クールダウン(だんだんと熱を下げる)できるタンブラー乾燥機だと形状が記憶されやすいので、さらに良いです。
割れやすい付属品は外して下さい。

蒸気アイロンは、蒸気(スチーム)だけを吹き付けるようにして下さい。
アイロンを直接当ててシワを伸ばそうとしないようにしてください。

お試し下さい。

セーターのクリーニングも好評です。ご覧下さい。

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株式会社ニュークリーン
ピュアクロ事業部
太田 竜生

セーターのクリーニング

僕のブログは、最近ではダウンジャケットのクリーニングが好評のようです。
特に最近は、アクセスが多いですね。
ご家庭でもチャレンジされる方が増えたのでしょうね。
日本企業全体の70%が赤字という状態ですから、お洗濯も経済的な方法が必要です。
どんどんチャレンジしてみて下さい。
僕の方法で間違いないと思います。さらに補足させていただくと、シワ対策ですね。
僕の方法だとご家庭の蒸気アイロンを使用することになっておりますが、
ベストな方法は、コインランドリーでタンブラー乾燥です。
衝撃で破損の恐れがある付属品は外して下さい。
90%ぐらい乾いた状態から行なうのです。一番安いコイン枚数で済むと思いますよ。
ふっくらします。その後に気になる部分を蒸気アイロンで整えて下さい。
プロも顔負けの良い仕上がりになるのではないでしょうか。

ついでに、セーターのクリーニング方法をお知らせ致します。
セーターは、羊毛が縮む仕組みを理解すれば、どのような処理が最適か自ずと明らかになります。
以前に書いた、汗抜きクリーニングをご覧下さい。
要するに、セーターをご家庭の水で処理する場合はモミ洗いを出来るだけ避ける事なのです。
従いまして、薄い洗剤濃度のぬるま湯で漬け置き後、すすぎも漬け置き、その後に軽~く手押しするぐらいです。高級品でも大丈夫ですよ。
お試し下さい。

一般的にはスーツもセーターと同じ方法で処理して良いですよ。
ご家庭では、仕上げに苦労されると思います。
仕上げだけは、クリーニング屋さんにお願いしたらいかがでしょうか。
弊社は、プレス処理のみでも店頭では受け付けております。
ただし、水処理のされたスーツのプレスは倍以上の手間を要しますので
割高になります。
それでも、プレス処理のみはお得ですよ。

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ピュアクロ事業部
太田 竜生

ダウンジャケットのクリーニング

久しぶりにクリーニングの知識を書いて見ます。
今回は、ダウンジャケットのクリーニングです。

先ず、洗い表示の素材をご覧下さい。
表地、裏地が
ポリエステル
ポリウレタン
綿
ナイロン
このぐらいの生地であれば、ご家庭でお洗濯できますよ。
ただし、色が出てくる可能性は否定できません。
そこで、危険だと思われる部分の移色チェックを行ないます。
タオルをお湯でぬらしてちょっと絞る。
それにちょっと洗剤(食器洗い洗剤でOK)を付けます。
それで、危険だと思われる部分を叩いて見ます。
何度も叩いてみて、色がタオルに移らなければ、大丈夫。
綿地のダウンは少ないと思いますが、特に注意して下さい。

さ~て、洗います。
お風呂の湯船で洗うことが最適だと思います。
ご家庭では、手洗いがベストです。
ご家庭のドラム式の洗濯機では、
ダウンジャケットが水に浮いて、丁寧に洗えないケースが多いのです。
洗剤は特に指定しません。
お好きな洗剤をどうぞ。
よーく洗剤を溶かした湯船で手洗いしてください。
エリ・袖、ポケット等の汚れが目立つ部分は、たわしを掛けてやると
落ちますよ。
ご家庭だと、機械に移して脱水することが、
めんどうなので、湯船から取り出したダウンジャケット
をやさしく足で踏んで弱脱水するか、手で押して弱脱水して下さい。
今度は、ぬるま湯ですすぎます。
すすぎが大切です。
よーく、丁寧にすすいで下さい。
洗剤の残留があると、後でダウンがダマになってふっくらしません。
もしも、そうなったら、もう一度、よーくすすいでください。
2度すすぎをした後、脱水です。
こんどは、洗濯機で丁寧に脱水しましょう。
手または足で弱脱水してから洗濯機に入れましょう。
あまり重いと、偏ってしまい、洗濯機がエラーで終了致します。
脱水時間は長いほど良いです。
後は、自然乾燥して、その後にタンブラー乾燥して完了です。
ご家庭用のタンブラー乾燥機がなければ、布団乾燥機はありませんか。
布団の中に入れて乾燥してから、よーく叩いて、ダウンをばらします。
自然乾燥だけでも、時間は掛かりますが良いですよ。
早く乾燥させるには、温度よりも乾いた空気の対流が効果的です。
室温でも、扇風機を付けて空気を対流させると早く乾きます。
お風呂場の窓を開けて、扇風機をかけて置くと早く乾燥できますよ。
乾燥後は、叩いて、ダウンをばらしてください。
表生地のシワは、蒸気アイロンで蒸気を吹き付ける方法がベストだと思います。
私の見立てですが、殆どのダウンジャケットはご家庭でも洗濯可能だと思います。
ただ、水洗いで障害になるのは、生地と縫い糸の縮み変化に大きな違いがある場合です。多くは縫い糸が縮んで、不具合が発生致します。
確率的には、低いです。
ご家庭で行なった不具合の多くは、プロの仕上げで改善できます。
ご家庭でも挑戦してみてはいかがでしょうか。

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ピュアクロ事業部
太田 竜生

汗抜きクリーニング

汗抜きクリーニングとは、ウェットクリーニングを進化(デリケートなお品もクリーニングできるようになった)させたクリーニングです。ウェットクリーニングとは、ドライクリーニング対象の製品に水性の処理を施すことです。ドライクリーニングとは、油性のドライ溶剤(現在の主流はドライ石油系溶剤)でクリーニングする方法です。
汗は、ドライクリーニングでは落ちません。汗を落とすドライクリーニングを謳っている業者がありますが、是非出来上がりのお品を調査してみたいものです。些少ながら水性分を落とせるようにドライソープが投入されているのが普通です。ドライソープ自体は、どこのクリーニング店でも使用されます。そうでなければ、ビックリですが。
とにかく汗が水性(水に溶解する)ですから、水で落とさなくてはなりません。綿やポリエステル等は容易に水性処理ができますが、ウールは厄介です。獣毛のカシミヤやビキューナ等は特に細くソフトな繊維であるため神経を使います。
そもそも、動物繊維には、スケール(うろこ)があるため水に漬けるとスケールが開き隣のスケールと絡み合います。乾燥するときは、今度は絡んだスケールを閉じようとするので、お互いが引っ張り合い縮むのです。
これは、神様がお決めになられたことですから、どうにもなりません。
したがって、汗抜きクリーニングとは、すべりの良いシリコーン等を含む水を使用して絡みを極力抑え、クリーニングすることなのです。

ピュアクロの汗抜きウェット洗浄は、とにかく手洗いが多いのです。機械による揉みの作用で縮みの危険が高くなるからです。機械での処理が可能なお品であっても、弊社の遠心力洗いを施します。これは揉みの作用が無いからです。とにかく縮みが無いように、予め採寸して、出来上がり品を厳重に確認致します。
どんなに良い機械や薬剤があっても、神様が決めた物理的作用は変えられません。汗抜きクリーニングとは、丁寧にソフトに特別な注意をはらいながら処理するしかないのです。
あ゛~てぃねぃ が い゛ずばん(一番)。

次回は、青森のマグロかリンゴのお話をしてみます。

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